2021年12月3日
「高円寺純情川柳」入賞作品発表!

テーマ「高円寺純情商店街」

優秀作品は商店街の街路灯に掲出されます。
5・7・5のリズムで元気な商店街をアピールしてみませんか?

応募期間
【終了しました】2021年11月1日(月)~11月21日(日)

【賞品】

  • 最優秀賞(1本)・・・2万円分
  • 優秀賞(2本)・・・5千円分
  • 佳作(5本)・・・3千円分
  • 審査員賞(2本)・・・5千円

※賞金額面相当のVISAギフトカード

  • 商店街賞(2本)・・・5千円分

※賞金額面相当の純情商店街オリジナルギフトセット

【審査員】


ねじめ正一(作家・俳人)


水道橋博士(タレント・芸人)

  • ねじめ正一(作家・俳人)
  • 水道橋博士(タレント・芸人)
  • 吉田善博(商店街専務理事)

※純情商店街関係者による一次選考があります。

審査にあたり

Webや応募用紙、Twitterのハッシュタグ投稿で全国よりいただいた応募総数は1345作品に上りました。商店街関係者の一次選考で50作品に絞らせていただき、審査員3名による審査会を実施、厳正なる審査の上、入賞作品を選出させていただきました。

皆様から「高円寺純情商店街」にちなんだ素敵な作品をご応募いただきましたことを心より感謝いたします。

【最優秀賞(1本)】

最優秀賞

顔なじみ 客も店主も 三代目 (りんごうさぎ・作)

作者コメント:昭和からのお付き合いです。

審査員講評:
高円寺純情商店街は古い商店街。シャッター通りもある中で歴史を感じる(博士)
客も店主も両方三代目というところがよい、客と商店のつながりを感じる(ねじめ)
当商店街は70年弱続いており、中には家族ぐるみのつながりもある。今後も続いていく温かいまちづくりを予感させる作品(吉田)

【優秀賞(2本)】

祖母と来て 母と歩いた 商店街 (沙緒翁・作)
作者コメント:商店街の長い歴史を感じます。

審査員講評:
最優秀賞と同じく三世代を詠んでいるが、こちらは女性視点、お母さんの買い物のイメージが湧く(博士)
祖母の背中に背負われて来た、母と一緒に買い物に来たイメージ。男は駄目だね(笑)。商店街も女性が強い。男性はもう少し女性の意見聞いた方がいい(ねじめ)

なみすけの アーチくぐって 呑み助に (ロビンソン・作)
作者コメント:仕事が終わり、高円寺駅まで帰ってきて一段落、純情商店街のアーチを抜けて意気揚々と晩酌に向かう時の得も言われぬ嬉しさを表現してみました!

審査員講評:
(杉並区公式アニメキャラの)なみすけのことは気になっている。あちこちにいるよね。一時は、なみすけの写真ばかり撮っていたことも。(博士)
なみすけには、もうちょっと有名になってほしい。飲兵衛の人はたまらない作品。(ねじめ)
アーチになみすけがいるのをわかっている人は気になって見る。「なみすけが乗っているアーチの商店街」と定着してきた(吉田)

【佳作・審査員賞・商店街賞発表】

佳作・審査員賞・商店街賞発表

【佳作(5本)】

街中に 純情人情 溢れ出リー (アトムおやじ・作)
作者コメント:高円寺商店街連合会公式キャラ「サイケ・デリーさん」も納得!人情溢れる街、それが高円寺純情商店街!

俺のこと 親よりも知る 商店主 (やーくん・作)
作者コメント:悩みなどの相談もその時々で商店主にした、そういう高円寺純情商店街。

こっそりと 純情守る なみすけが (さばかん・作)
作者コメント:アーチの上でなみすけがわるいことから守っているようす。

高円寺 「いいね」「いい値」が 満ちている (ちゅんすけ・作)

レシートを 焼きそばにする 秋の市 (つべる・作)

【審査員賞(2本)】

ねじめ正一賞

純情を 好きな順序で 買い回る (つべる・作)

審査員講評:
純情と順序のだじゃれ、ある意味わかりづらいがこういう作品も一つあってもいいかな(ねじめ)

水道橋博士賞

売り声の 活気に弾む 市場籠 (高田 淳子・作)

審査員講評:
高円寺にいる若手の芸人やミュージシャンも市場籠の中にいてこれから飛び出すぞというイメージ。古い買い物籠のイメージと商店街のイメージが結びつく(博士)

【商店街賞(2本)】

商品と 純情人情 カゴに入れ (ココチャン・作)
作者コメント:買い物は品物だけを買うのでなく、商店街の方々との関わりも、大事ですね。

審査員講評:
人情の上に純情とついていることで、高円寺純情商店街ならではの買い物の特別感を表現されている(吉田)

純情は ちまたで噂の「笑店街」 (オム列・作)

審査員講評:
純情=商店街がストレートに伝わりつつ、「笑」の文字に商店街での買い物の楽しさも表現されている(吉田)

総評・審査を終えて

ねじめ正一:
全国規模でやるか地元だけでやるかによって違う。地元から飛び出してもいいんだよ。純情をおちょくってもいい。もっと高円寺純情商店街を飛び越すような作品があってもよかった。この参加者の多さはばかにならないね。

水道橋博士:
言葉遊びの習慣があるといいよね。川柳はどこかで韻を踏みたい。漫才師もそうで、韻を探してリズムを作る。心地いいニュアンス、川柳の遊び方がたくさん作品を読むとわかってくる。字面の面白さもあって、ひらがなと漢字をどう組み合わせるか。
全体として、わりとまとまった作品が多かった。これだけ多くの参加者がいるので、商店街の中でも頻繁に川柳を見られるようになったらよいかも。

吉田善博 専務理事:
外部から見た純情商店街を川柳という形にしてこれだけ寄せてもらえるのはありがたいこと。外部から見た商店街を今後の商店街事業で表現していきたい。

高円寺純情川柳プロジェクト

主催/高円寺銀座商店会協同組合(高円寺純情商店街)
企画・制作/有限会社HOT WIRE GROUP

参考)「高円寺純情川柳大募集」
https://www.kouenji.or.jp/event/other/10190.html

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