2018.04.22
2018年花鉢育て方(ブーゲン・ビレア)

ブーゲン・ビレア

つるが伸びるので、鉢植えは支柱を立てて絡ませます。

花が咲き終わった枝は2~3節残して切り落とし、新しい芽の発生を促します。新しく伸びた枝も勢いが強く長く伸びるたものは先端を切り詰めるか、付け根で切り落とします。花は主に短い枝に付き、間延びした枝(徒長枝)や長く伸びた枝には付きません。短い枝をたくさん出させるようにすると、花付きも良くなります。

充実した若い短枝に花を付けます。一定の気温が保てる温室では年中芽を出すので季節問わずに開花しますが、日本の自然環境下では5月~10月(ただし、真夏は休む)が開花時期です。
日当たり・置き場所  ポイント 
日当たりのよい場所で育てます。日当たりが悪いと枝が間延びして、花付きも極端に悪くなります。開花中の鉢花を室内に取り込むと日照不足で花が落ちることも多いです。一年を通して日光に充分当てることが栽培の基本です。

熱帯花木の割には比較的寒さに強いです。目安として無難に冬越しできる安全圏は5℃以上、枯れずに耐えられる生死の境目は0~3℃です。霜や凍結は基本的にアウトです。冬はベランダの日だまりや室内の窓際に置きます。暖地では露地で冬越しできます。冬を室内で越したものは、5月頃に遅霜の心配がなくなったら戸外に出してたっぷりと日に当てます。

開花中はちょっとした環境の変化(気温・日照)で花が落ちることが多いのであまり移動しない方がよいです。

水やり・肥料
生育期の4月~10月は土が乾いたら、たっぷりと水を与えます。枝が伸びすぎるようなら、水やりを控えて乾かし気味にします。逆に枝をたくさん伸ばしたい場合(切り戻した後など)はたっぷりと与えます。

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