2018.04.22
2018年花鉢育て方(シャクナゲ)

シャクナゲ

鉢植え、庭植えともに、3月中旬から10月までは、西日の当たらない半日陰で、11月から3月上旬までは、寒風の当たらない日なたで管理します。乾燥を防ぐために株元に腐葉土などでマルチングを行うとよいでしょう。
鉢植えは、夏の暑さと直射日光を避けるため、朝日が当たる程度の涼しい場所に移動させるか、寒冷紗などで50%程度の遮光をします。
シャクナゲは酸性土壌を好み、地表近くにたくさんの細い根が張るので、庭植えは、腐植質に富んだ、水はけのよい酸性土壌に植えつけます。水はけの悪い場所では、底に大粒の軽石やパーライトなどを5~10cmの厚さで敷き込み、酸度未調整ピートモスと腐葉土をすき込みます。

水やり
鉢植えは、夏の高温期を除いて、基本的に乾いたらたっぷりと与えます。根が細く極端な乾燥に弱いため、夏は涼しい朝と夕方の2回、葉水を兼ねて与えましょう。
庭植えは、夏以外は基本的に水やりの必要はありませんが、夏の高温期に土壌が乾きすぎないように、朝か夕方に葉水を兼ねてたっぷりと与えます。冬に乾燥が続く場合は、暖かい日の午前中に水やりを行ってください。

肥料
鉢植え、庭植えともに、4月中旬から6月の花後に、お礼肥として有機質肥料(固形の油かすなど)や緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10など)を施します。また、秋、涼しくなる9月下旬から10月のほか、寒肥として2月にも同様の肥料を施します。

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