2017.04.22
2017年花鉢育て方(マグニヒカ・グズマニア)

マグニヒカ

パイナップル科 学名:Guzmania
花期:5月~10月

  • もともと熱帯雨林の中で樹木の幹などにへばりついて育つ植物で、高温多湿を好み強い日差しと寒さが多少苦手です。また、水のやり方が少し変わっているので、まずそれを理解しましょう。
    もう一つ大切なのは生育サイクルです。花が咲いた株は、子株を出してその後1年ほどかけて枯れます。その子株が育って→開花→新たに子株を出す→を繰り返します。いきなり枯れるわけではありませんが、一度花がついた株はいずれ枯れるということを覚えておきましょう。
  • 強い直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいますので、一年を通して明るい日陰で育てます。基本的にグズマニアは明るい日陰を好む植物です。室内に置く場合もレースのカーテン越しの柔らかい日差しの当たるような場所が適しています。
  • 水のやり方は少し変わっています。株元が筒状になっておりそこから水を吸収するため、生育期5~10月にはその部分に常に水をためるようにしておきます。水やりの際は、筒状の部分にたまった水が入れ替わるくらい株の上からたっぷりと水を注ぎかけます。秋頃からはたまった水をいったん出してしまい(鉢を逆さまにして水を出してしまう)、葉筒部の底にわずかに水がたまる程度にとどめておきます。空気が乾燥するようなら、ときどき霧吹きで葉に水をかけてあげましょう。
  • 水ゴケ単用。株がぐらつかないようにしっかりと詰めます。
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